中古マンションリノベーションのメリットとデメリット

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好調が続く新築分譲マンション販売

消費税増税前(2014年3月の記事作成時点)ということもあり新築マンション販売が好調だ。

マンションの購入を考えている人も多いと思うが、マンションの購入というと新築だけでは無い。もちろん、中古だって有効な選択肢だろう。

最近では中古マンション購入してリノベーションする人も増えているようだ。

なぜ、マンションリノベーションを行うのか?そのメリットと、逆のデメリットについて少し考えてみよう。

中古マンションリノベーションのメリット

メリット1 安くきれいなマンションを手に入れることができる

中古マンションリノベーションの最大のメリットは、安く内装もきれいなマンションを手に入れられるということだ。

中古マンションは、中古一戸建てと比べても流通量が多く、選択肢が多い。

もちろん、価格の選択肢も多く、なかには手ごろな価格のマンションも数多くある。

リフォーム費用も手ごろな200万円程度のリフォームから本格的な1,000万円程度のフルリフォームまでさまざまだ。

だが、500万円から750万円程度でだいたいのリフォームが可能で、東京都の23区内の場合であっても、リフォーム費用を含め3,000万円程度からでも十分にきれいな住まいを手に入れることができる。

このようなコストの安さが一番のメリットだ。

メリット2 コストが安いのにかかわらず都心の駅近に住むことができる

中古マンションリノベーションの2つめのメリットは、安い費用(コスト)の割に、都心や駅近に住むことができるということだ。

同じ物件取得の予算でも新築マンションや一戸建てを買う場合と比べても中古マンションを買った方が都心に住めるし、多くのマンションは一戸建てと比べて、駅近に作られているため、とても便利な場所に立地していることが多い。

新築では絶対に住めないようなエリアでも、中古マンションリノベーションであれば住むことも可能になる。

中古マンションリノベーションの大きなメリットだろう。

メリット3 眺めが良く明るい部屋に住むことができる

1階建てや2階建ての一戸建てに住む場合、問題となることの1つに日当たりの問題がある。

日本の多くの住宅地では住宅が密集していて、そのため日当についても良好でない場合も多い。

それに比べてマンションは高層階に住むことで、日当たりの良い家に住むことができる。

これについては新築マンションでも同じだが、中古マンションにはさらなるメリットもある。それは次のメリットだ。

メリット4 建築後の現物を確認してから購入することができる

あえて新築マンションではなく中古マンションを購入するメリットも実は大きい。

建築後の現物を確認できるというメリットがあるからだ。

日当たり、風通し、眺め(眺望)、管理状態、住民の様子など、実際に建物が建ってみてからではないとわからないことも多い。

それが分からずに新築のマンションを購入して失敗したと感じる人も実は多いだろう。

しかし、それを確認してから購入することができるという面では大きなメリットだろう。

メリット5 セキュリティの高い物件を目で確認してから購入することができる

高層階では不審者の侵入が難しかったり、オートロックが装備されていたりして、一戸建てに比べてマンションの方が防犯面で優れている。

しかも、上記のポイント4にも近いが、実際の現物を見てセキュリティについてしっかり確認することができる。

これについても1個だと比べてもまた新築マンションと比べても良いところだろう。

次に中古マンションリノベーションのデメリットについて考えてみよう。

中古マンションリノベーションのデメリット

デメリット1 リノベーションの可能な範囲に制限が多い

中古マンションリノベーションの1番大きなデメリットの1つとしては、リノベーション可能な範囲に制限が多いことが挙げられるだろう。

もちろんイノベーションが可能な範囲はマンション内の占有スペースに限られるので、廊下部分やバルコニー、共有スペースには手をつけることができないし、占有スペースがあっても特に水回り(バス・トイレ・キッチン)を大幅に動かすイノベーションは予算の面から考えても難しいことが多い。

また住宅内の設備についてマンションによっては決まりがある場合もあるので、その点でも制約を受けてしまうこともあるだろう。

都心に安く住宅を購入したい人はオススメの方法だが…

都心に住みたくて、しかも安く物件を手に入れたいという人には中古マンションリノベーションはオススメの方法だ。

しかし、どんなに専有部分がきれいになっても共有部分は古いままだし、リフォームの自由度も低いこともあるため、結果的に一戸建てを建築したくなる人もいるだろう。

自分の住みたい家のイメージが膨らんだ人で予算に余裕がある場合には、一戸建ての建築を考えてみても良いだろうと思う。




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