家をすっきり見せるための収納の作り方や工夫で知っておくべきこと

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家の新築時にはしっかり考えておきたい収納のこと

家を新築する際に頭を悩ますこととして収納の問題があるだろう。
いくら新築であっても、収納の作り方を失敗すると、すぐに家じゅう煩雑になるが、収納を充実させることで、多くの人がうらやむようなスッキリとした綺麗な家を作ることができるだろう。

家を新築するにあたって、収納にできるアイデアについて考えてみた。

収納を考える前にあたって考えておきたいこと 共通する収納のポイント

ポイント1  収納は、しまうことよりも出すことを意識する

具体的な収納のアイデアを考える前に、少しだけ、共通する収納のポイントについて考えてみよう。

まず、収納を考えるにあたって考えておきたいことは、「収納は、しまうことよりも出すことを意識する」ということだ。

私の場合もそうだが、収納に物をしまったはいいものの、収納から取り出しにくいところにしまってしまい、全く使用しなくなることも良くあることだろう。後々使おうと考えていても、ほとんど使う可能性はないだろう。

これではデッドストック(死蔵品)であり、保管する意味もない。
こうなるぐらいだったら、思いきって捨てた方が良い場合だってあるだろう。

そうならないためには、やはり、しまうことではなく、出すことや使うことを前提に収納を考えることだろう。

使う場所や頻度を考えた上で、それらの妨げにならないような場所や収納方法でしまえるような収納を考えるのだ。

例えば、使う場所になるべく近いところに収納し、使う頻度が高い物はすぐに手に取れるようなところに置くべきだろう。

ポイント2 見せる収納と見せない収納に分ける

上記の1にもつながることだが、収納も見せる収納と見せない収納に意識して分けることも重要なことだ。

例えば、普段頻繁に使用するようなものは、使いやすいところに置くのが一番便利だが、何も考えずに置いていくだけでは、整理されているわけではないため、とても乱雑なものとなってしまうこともあるだろう。

そうならないためには、そのような普段使用するものを手を伸ばしやすいところの(見せる)収納の中に収めることだ。

置くだけでは、散らかっているように見えるものも、規則性を持った収納に収められることで、見えていても乱雑に見えず、工夫次第ではおしゃれにさえみえるだろう。

また、頻繁に使わないものに関しては、できる限り見せない収納に収めることで部屋の生活感が出過ぎず、スッキリとした部屋を作ることができるだろう。

特に、リビングやダイニングなどの来客があるスペースについては極力見せない収納にすることで部屋がスッキリと片付いているように見えるだろう。

来客の際に、見せたくないものは、そこに隠すことも可能なためその点も便利だろう。

ポイント3 収納のキーポイントとなる壁をうまく使う

家の収納というとロフトや納戸、ウォークインクローゼット、押し入れなどをイメージするが、それらと同様に重要であるのが壁(壁面)の使い方だ。

上で挙げた収納は、どちらかというと一定期間使わないものを収納するものであるが、収納するものはそれらだけではないだろう。

毎日など頻繁に使用するものも同様に収納スペースが必要である。

こういった比較的よく使うものや見せても良いものの収納については壁面収納が便利だろう。

壁一面を収納にしてしまう?

壁面収納を作るにあたっては、よく使うものや、見せても良いようなものが多い場合は、壁一面を収納にしてしまうというのも収納容量を増やす上での1つのアイデアだ。

隣家との関係で開けられないような窓を作るぐらいであれば、いっそのことその窓を取り払って壁面全体を棚などの収納にすることで、広大な収納が完成するだろう。

本やCDなど、人に見られても良いようなものであれば、見せる収納としても良いだろうし、見られるのが嫌であれば、統一したおしゃれなボックスを配置してラベルライターで中身のラベルや中身のわからない番号をつけると良いだろう。

綺麗な箱で統一すれば、中身が見えないが、見せる収納としておしゃれに機能するだろう。

また、子ども部屋を間仕切る稼働収納も部屋の収納量を増やしながら、部屋を有効に活用できる良いアイデアだ。

その他、壁一面に収納が作れないような小さなスペースでもニッチ(壁の小さなへこみ収納)を作ることで、小さな収納スペースが完成するだろう。

ここには、家族の写真や子どもが作成した作品を飾るのにぴったりだ。

キッチンでも重要な壁の収納

キッチンにおいても壁の収納は重要な役割を持つだろう。

現在では、キッチンの作りとしてアイランド型キッチンが人気だが、アイランド型キッチンにした場合、壁側は一面収納にすることが可能だ。

また、稼働する扉をつけることで来客時はその収納されたものを隠すようにすることも可能だ。

その他、キッチンの料理道具等小物類も吊す前提で収納するようにするとキッチン小物類がスッキリと片付くだろう。

キッチンも重要であるのは、やはり壁面収納だ。

壁の他にもお尻の下や足の下を有効に活用する

上記では、壁の収納を中心に考えてきたが、壁の他にもお尻の下や、足の下についても有効に活用すると良いだろう。

具体例としては、ベンチ式の椅子の中を収納にする(キャスターがあればなおのこと便利)ことや、階段の踏み板の下を収納にすることなどがあるだろう。

また、最近流行りの畳の小上がりなどは、小上がりのしたが収納スペースになっているととても便利であろう。

こういったアイデアを参考にしながら、色々な収納の工夫を行うことで、家全体をスッキリと、また効率的にすることができるだろう。




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