消費税増税前に家は買うべきか?

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消費税増税を前に住宅市場は、最近にわかに活気づいている。
家は大きな買い物であるため、消費税増税の影響も大きいと思うだろう。

消費税増税前に家は買うべきだろうか? 

結論からいうと、消費税が上がることを理由に、家を買うことを急ぐ必要はないし、消費税を理由に家を買おうとしている人は、一度冷静に考えてみた方が良いだろう。

理由は2つだ。

まず、消費税の増税は、住宅の土地の部分には関係がないからだ。

消費税がかかるのは、上物(建物)と各種の手数料(仲介やローン)だけだ。
消費税増税前には、駆け込み特需が起こるだろから、不動産価格は高止まりして下がらないだろうし、その後、消費税増税が実施されれば、その反動による需要減の影響も大きいだろう。

次に、消費税の影響を打ち消すぐらいの土地価格の下落(冷え込み)が予測できるからだ。

政府も、消費税増税後の住宅市場の冷え込みを予想しているはずなので、住宅ローン減税住宅版エコポイントのような目玉政策も準備されるかもしれない。

例えば2,000万円の建物が、消費税5%の時で消費税100万円、10%に増税されるともう100万円上乗せされて200万円、その100万円ぐらいの差は、上記の土地価格の変動や、減税等の政策の影響でどうにでもなるものだ。

これらを考えるならば、消費税増税を理由として家を買うべきでないだろうと思う。

逆にねらいは、消費税増税後の需要が冷え込んだ時だろう。




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