必ず設置したい10個の便利な住宅設備・機能・オプション

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後々後悔しないために…建てる前にしっかりと考えておきたい10個の住宅設備や機能、オプション

家を買ってから、または建ててから、ああしておけばよかった、こうしておけばよかったと思うような後悔をすることもよくあることだろう。

家を建てたり、買ったりすることは、人生でそうたくさんあることではない。

しかも、じっくり時間をかけてという人は以外と少数で、急にいろいろなことが起こって成り行きでという人も多いことだろう。

後々後悔しないために、どのような住宅設備や機能、オプションを選んでおけばよいか考えてみよう。

必ず設置したい10個の便利な住宅設備・機能・オプション

1 便利で、省エネで、セキュリティ対策としても使える人感センサーライト

便利で、省エネで、セキュリティ対策としても使えるのが人感センサーライトだ。

玄関や駐車場、自転車置き場、廊下やトイレなど活用できる場所は数多くある。

これらの場所のような、比較的短時間でオンオフを繰り返すような場所であれば、面倒なオンオフの手間がかからず相当に便利だろう。

また、ついうっかりの消し忘れも防止することができるので電気代の節約や省エネにも?がる。

その他、外部センサーライトであれば防犯対策としても有効だ。

最近では、LED電球にセンサーを内蔵したものもあるので、一般的な電球ソケットでそれらを活用するのも一手だろう。

2 家中からタンスを無くすウォークインクローゼット

嫁入り道具といえば…一番に思いつくのはタンスだろう。

昔の家では、家を建てる時に収納を十分に考えるというよりも、タンスなどの家具によって収納を作るという考えの方が一般的であったと思う。

しかし、現在ではあらかじめ家を作るときに収納計画を立てる場合が多くなったし、多くの人が家に収納能力を求めるようになっているだろう。

その収納の中で、造り付けで最も役に立つ収納の1つとしても、ウォークインクローゼットがあるだろう。

ウォークインクローゼットの収納量は複数個のタンスよりも多く、多くの衣類を収納することができる。

適当な大きさのウォークインクローゼットが1箇所あるだけゆで、家族じゅうのタンスをなくすことができるし、タンスなどの余分な家具がなくなれば家全体をスッキリ見せることもできる。

そんなウォークインクローゼットであるが、設置する際は、場所にもこだわっておくと良い。

特に、洗濯機や物干しスペースの近くにあることで「着る」→「洗う」→「干す」→「しまう」が効率的に行え、家事動線上で便利になるだろう。

3 大量の食器を格納する造作の食器棚

家を設計士や工務店に設計してもらうのであれば、造作の食器棚もこだわってつくりたい家具設備の1つだ。

上手に食器棚をつくり付ければ、ウォークインクローゼットと同様の理由で、市販の食器棚を買うよりも、多くの食器を収納することができる。

というのは、サイズが既製品であらかじめ決まっている既製品の食器棚よりも、部屋のサイズを有効に活用できるという点で、多くを収納することにつながるからだ。

また、造り付けにすることで、耐震設計上、安全性の向上につながることもメリットだろう。

4 最低限では済まない棚やクローゼットの収納

収納などが充分に用意されていない住宅を建ててしまった場合、後から家具などを購入する必要が出てくるが、家具を購入すればするほど家は乱雑になりスッキリしなくなるものだ。

上記では、ウォークインクローゼットや造作の食器棚などを書いたが、棚やクローゼットなどの収納スペースについても必要量よりも少し多いぐらいにはつくっておくべきだろう。

例えば、収納率という考え方がある。

収納率というは、建物の床面積に占める収納部分の割合で、一般的に、マンションで8%から10%、一戸建てで10%から13%程度が標準と言われている。

最低でも上記のよう広さは程度は必要で、可能な限りそれ以上の収納を確保すべきだろう。

5 夫婦共働きには強い味方の室内物干し金具

夫婦共働きの家庭で大変な家事の1つとして洗濯があるだろう。
共働きの場合、多くの家庭では洗濯物は夜間だ。

洗濯は洗濯機で出来るから良いものの、問題はどうやって干すかではないだろうか。

外に干しておくと雨や風の影響があるし、そもそも夜は乾かないという問題もある。

乾燥機や浴室乾燥を使用すると電気代やガス代だってかさむだろう。

そんな時に便利なのが室内物干し金具だ。

それらを活用することで、室内に洗濯物を干すスペースを作ることができる。

ベランダではなく、室内に洗濯物を干せることはメリットも多い。

例えば、夜洗濯と室内干しを済ませておけば、日中はそのまま干しておいても良いし、そのまま外に移動して干しても良いからお手軽だ。

また、どんな時間でも、どんな天気でも洗濯物を部屋干しすることができる。

その他の使い方も多いだろう。大量の洗濯物でも一度に屋外と屋内の両方に洗濯物を干せば、大量の洗濯物を干すことも可能になる。

その他にも、最近話題も多い黄砂やPM2.5、花粉症の季節など、積極的に室内干ししたい時も重宝するだろう。

6 一度ハマると抜け出せない食器洗い乾燥機

ハマる人と、一切使わない人の両極端になりやすい設備であるが、現在使用している人であれば、手放せない設備だろう。

何と言っても食器洗い乾燥機のメリットとしては、食器洗いの手間が省けるところにあるだろう。

ざっと水洗いだけしておけば、後は食器洗い乾燥機の中に放り込んでおき、乾燥まで終了したらそのまま、食器棚に並べることができる。

面倒な作業から解放されるから、洗い物に取られる時間は大幅に減るし、手があかぎれを起こすような冬は、手も荒れず助かるだろう。

ちなみに、食器洗い乾燥機にはビルトインタイプとビルトインタイプではない据え置き型がある。

見た目の綺麗さや収まりでは、ビルトインタイプの方が良いが、修理や導入コストの面からはビルトインタイプは不利だ。

7 小さなコストで大きな効果の魔法瓶浴槽

最近、お風呂の浴槽で新しいタイプの浴槽が登場している。
それは魔法瓶浴槽だ。

魔法瓶というと水筒などで見かける保温・保冷器具であるが、それを水筒ではなく浴槽にしてしまったのが魔法瓶浴槽だ。

名前の通り、お湯の温度が下がりにくく、保温効果が高い浴槽のことだ。家族が多く追い炊きをよく行う家庭や、冬のガス代軽減には効果あるだろう。

それほど大きな出費にならずに光熱費を下げる意味では効果的であろう。

8 とっても重要な洗濯機上の吊り戸棚

賃貸などの住居でいつも困るのが洗濯機で使用する洗剤などの置き場である。

洗剤や柔軟剤は、最近サイズも大きくなり、種類も益々増えているようにも思える。それらを収納できるような十分な収納スペースを持つ家はそれほど多く、どこの家でも悩みのタネだ。

もちろん市販の収納棚などもあるが見栄えも、強度もあまり良いものではない。こういったことから、家を建てる際は、あらかじめ洗濯機の上に吊り戸棚を設けておくと良いだろう。

洗剤にタオル、洗濯バサミやハンガーなど意外と物の多いランドリースペースをスッキリさせることができ、効果も大きいだろう。

9 手すり

多くの家を建てる人であまり考えないことの1つとしてバリアフリーの工夫があるだろう。

もちろん多くの施主は、30代を中心としたファミリー層であり、将来の介護や高齢化のことなど考えなくて当然だ。

しかし、30代であっても介護が必要となるような60代や70代はあっという間に訪れる。または、自宅で親の介護をする人だって多いだろう。

そのような将来に備えて、最低限自宅はバリアフリーの設計とし、風呂場とトイレぐらいには手すりを設置するべきだ。

最低限それらのことを踏まえておくか踏まえておかないかで、実際60歳や70歳を超えたときの苦労する度合いが異なるだろう。

10 ロフト収納

最近の家ではスペースの問題もあり、押し入れが作られなくなった、または、そういったスペースが少なくなった。

建売住宅の間取り図などを見ていると、そういった住宅は見た目おしゃれなのだが明らかに収納面では不足している印象だ。

滅多に使わないようなモノを収納する場合はこういった家ではどうするのだろうか?と疑問にもなる。

押し入れがないようなモダンな家の場合、押し入れの代わりとなるのがロフト収納だ。

このロフトがあるかないかで収納量や家のモノの散らかり具合は大きく変わってくる。

新しく家を建築するような場合は必ずロフトスペースのような収納スペースを作っておくと良いだろう。

ちょっとした工夫が生活の効率性を大きく高める

上記のような設備は、聞くと「なーんだ!」って感じの何でもないような工夫ばかりだ。

ちょっと考えれば思いつきそうなものばかりでもある。

しかしこれらについては、あるとないのでは生活の効率性や質が変わってしまうぐらいインパクトのあるような住宅設備も並んでいる。

後々後悔しないようにこれら設備の導入についてはしっかりと考えてみると良いだろう。




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