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誰もが直面する介護の問題、いざという時に困らないようにするには?
誰もが直面するのか介護の問題だ。
スキップフロア等のデザイン性の高い住宅が現在のところ人気だが、車いすなどが動けないような、バリアフリーに対応していないような家では、いざという時に大変困るだろう。
その時に慌ててなくても済むように、事前にバリアフリーに配慮した家にしておくべきだ。
その際に気をつけたいポイントについてまとめてみた。
高齢者や障害者にやさしいバリアフリーの家の工夫7つ
工夫1 家の入り口から玄関まで、または各部屋から玄関までをバリアフリーにすること
「車いすなどを使って人の介助なく、自由に内と外を自分1人で行き来できること。」介護が必要になった時には、これがとても重要なことだ。
誰かの介助がなければ、家の内外に行動できないようになると、人は外出を嫌がるようになり、引きこもりがちになってしまうだろう。
そのため最小限、家の内外でバリアフリーであることが重要だ。また通路の幅についても最低限、車いすが通る幅が必要だろう。
工夫2 玄関に車いすが置ける収納とスロープをつくること
多くの場合、車いす状態となった時には、車いすを2台程度使用するものだ。そのため、玄関には車いすを1台置けるような車いす収納スペースが必要だ。
また、玄関の段差については、スロープや段差昇降機などを設ける必要があるだろう。こういったことから、玄関はそれなりの広さが必要になってくるだろう。
工夫3 滑りにくい床材を使用する
雨などで床が濡れた際に車いすが転倒しないように、特に外部には滑りにくい床材を使用することが必要だろう。
工夫4 洋室を中心に考える
車いすの場合は、やはり和室では動きにくく、そういった点から洋室中心のほうがよいだろう。
和室をつくる場合は、リビングの一部スペースに小さく小上がりとしてつくる程度が良いだろう。
工夫5 トイレを広くする
玄関同様に、トイレについても車いすで利用できるように、広めにつくることが重要だ。
車いすが回転するためには、150 cm四方程度の広さが必要で、それぐらいの広さを考慮する必要があるだろう。
工夫6 ドアは基本的に引き戸にする
車いす生活などになった場合、ドアはやはり開き戸よりも、引き戸のほうが使いやすいだろう。車いすでの導線上は基本引き戸にすべきだろう。
工夫7 手すり車いすでも使いやすい洗面台、浴室を設置する
介護の状況に合わせて、手すりを付け替えできるような、手すりの設置場所の確保や車いすでも使いやすい洗面台や浴室についても考えておく必要もあるだろう。
ある程度の広さも必要でデザインやスペースなど、ある程度犠牲になるものもあるだろうが、それとのバランスをとりながら、介護のための準備を進めておく必要があるだろう。
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