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よくテレビや雑誌などで人の家を見ていて思うこと、気づくことは、どんなにデザインや機能性に優れていても家族の暖かみや楽しさを感じられない家があることと、またそれとは逆にデザインや機能性の面では平凡なのに、羨ましくなるぐらい家族の暖かみや楽しみ、幸せを感じる家に分かれることだ。
その違いは何かというと、全てを説明することは難しいが、1つ感じることは、家族の写真や描いた絵が効果的に家の中に用いられていることだ。
どんな平凡な家であっても、それらを効果的に用いることで、家族のもつ個性のようなものを表すことができるのだと思う。
なので、家に家族の暖かみや楽しさのようなものを表現し、オリジナルな家を作りたければ、おすすめしたいのは、家の中に家族の写真や、描いた絵など、家族の暖かさや個性を感じられるようなギャラリースペースを作ることだ。
家族の歴史が振り返られる写真スペースにしてもよいし、子どもや孫の描いた絵を綺麗に額縁に飾って壁に吊り下げてもよい。
そうするだけで、家に個性が出るし、そこに住む家族同士も家族の愛が感じられるようになるだろう。
親は子どもへ、どのような大人に成長して欲しいかというのを書いて貼ってもよい。
孫は、祖父母に元気でいて欲しいと書いてもよい。
それは、子どもにとって、またはおじいちゃんおばあちゃんにとって最高のメッセージのプレゼントになるだろう。
しかも、その「メッセージ」は長い間をかけてじわじわと、しかし確実に、そのメッセージが与えられた人に影響を及ぼすだろう。
とにかく、写真や絵にこだわらず、文字なども積極的に活用することで、家族の現在だけでなく、未来にまでよい影響を及ぼすような、「最高の家」ができると思う。