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3. 11以降少し流れが変わっているところもあるが、時代の流れはどちらかというと、「電化」や「オール電化」だ。
環境問題への配慮やエコブームにより、太陽光発電や、燃料電池などの普及もそれらの追い風となっている。
「オール電化」によって、全ての家庭の熱源などを電気で補えるかというと私はNO(ノー)だと思う。
温水などはある程度問題ないと思うが、特に浴室乾燥機や床暖房の熱源としての活用を考えている人にとっては、電気は私はおすすめ出来ないと思う。
浴室乾燥機も床暖房も電気とガス両方使ってみて感じることは、やはりそれらのものはガスに限るということだ。
電気の火力はガスの火力に遠く及ばない。
全く火力が違うと言ってもよいだろう。
実際に両方を使用してみて思うのは、浴室乾燥機も床暖房もガスのものは火力も強力で、熱の立ち上がりも素早い。
対して電気はというと、立ち上がりは遅いし、十分な火力をいられない場合も多い。
特に、冬の一番寒い時期などは火力が圧倒的に不足することもある。
実際の炎を使うガスには電気は当分かないそうにないという印象だ。
また、オール電化というのは違った問題も持っている。
例えば、IH クッキングヒーター等におけるコンロの電磁波の問題などがあるだろう。
体が電磁波等に敏感な人にとって、体の不調の原因になっている場合もあると聞く。
確かに、IHクッキングヒーターというのは電子レンジの扉を常に開けて加熱しているような状態だから体にもよいことはないだろうと思う。
やはりこうやって考えてみると、オール電化で、全ての家の設備を電化してしまうのも考えものだということがわかる。
火力不足の問題、健康への影響の問題もあるし、災害時に停電になった場合、オール電化というのは、生活にとても困ってしまうという問題もあるだろう。
まだまだ、電気、ガスどちらに偏ることもなくバランスよく活用していくのがよいだろうと思う。